令和3年度 男子回顧録 神戸村野工業高等学校 清村晃平
<はじめに>
令和 3 年度は昨年に続き、新型コロナウイルス感染症との 闘いの年であった。緊急事態宣言・まん延防止等重点措置延長 など 、教育現場もあわただしい年ではあったが、 ICT 教育の活用や様々な取り組みを実施することで 、生徒の学習意欲向上や情報活用能力を伸長する機会を与えることが出来たのではないだろうか。
部活動においても活動時間の制限などもあり満足のいく指導とはならなかったが、 感染症対策における 大会関係者・ 生徒・保護者の 方々 の ご理解とご協力もあり、無事に大会が開催されたことはうれしく思う。
では、本年度の大会を振り返ってみる。
<県総体団体戦・個人戦>
団体戦ベスト
8 には第 1 ~6シードの相生学院、甲南、神戸野田、西宮甲英、啓明、北摂三田に加え、第8シードの三田と第7シードの赤穂を破り、第10シードの関学が進出した。
ベスト4は上位シード4校が進出し、決勝は相生学院と甲南の対戦となった。結果は、相生学院が2-0で圧倒し優勝した。
シングルスにおいては栗山、大矢、谷畑、坂本、南の相生学院 5名と服部、大桐の西宮甲英2名と関学の古西が進出。
ベスト4では栗原、大矢、南の相生学院と西宮甲英の大桐が進出。決勝進出をかけた大桐と南の対戦は南が 勝利 し、決勝は相生学院の栗原と南の対戦となり、結果は、準決勝同様南が 2-0 で勝利し優勝となった。ダブルスにおいてもベスト8進出は、相生学院 5組と甲南3組でベスト4をかけた対戦で甲南は破れてしまった。
決勝進出はシングルス優勝と準優勝した南・栗山組と大矢・福田組の対戦となり、結果は2-0で南・栗山組の優勝で幕を閉じた。
<県新人戦団体戦・個人戦>
団体戦準々決 勝進出は相生学院、神戸野田、関学、甲南、三田、明石城西、市立西宮、灘という結果になり、決勝リーグ進出は上位シード4校の相生学院、神戸野田、関学、甲南となった。
やはり相生学院は昨年同様全勝で優勝し13連覇を果たした。昨年接戦の末、神戸野田を破った甲南と神戸野田 の対戦となり、シングルスで神戸野田が2勝、ダブルスでは甲南が2勝となり今大会でも勝負がシングルス3に委ねられた。
互いに譲らず、マッチポイントを迎えた大谷(神戸野田)であったが、奥平(甲南)が粘り、接戦の末、大谷が粘り勝ち神戸野田が2位を勝ち取り昨年の雪 辱を果たした。
シングルスでは相生学院の高畑、唐津、三城、山本、谷畑、坂本の6名、関学の古西、神戸野田の髙橋がベスト8に進出。
ベスト4には相生学院が独占し、決勝は山本 と 三 城の対戦となり、結果は6-2で山本が優勝した。
ダブルスにおいては、相生学院の高畑・唐津組、山本・坂本組、宮﨑・島村組、富田・林組、石川・小野クリストファー組、瀬戸・谷畑組の6組、クラーク芦屋の長島・長島組と神戸野田の髙橋・久田組がベスト8に進出。
クラーク芦屋の長島・長島組が 準々決勝で 神戸野田 を準決勝で 相生学院を破り決勝進出を果たした。 決勝は相生学院の高畑・唐津組と石川・小野クリストファー組が対戦し6-2で高畑・唐津組が優勝した。
<おわりに>
今年度も感染対策や感染防止のため、大会開催にあたり観戦者の制限や、様々な制限の中での開催ではあったが、選手たちは 本当に 力を出し切ってくれた。現在も 未だ 新型コロナウイルスが収まる気配はないが、 次年度においても、 一つでも多く大会が開催できるように、そして 今後の 選手たちの更なる成長に期待する。
今後の兵庫テニスの更なる発展を期待して、回顧録を締めさせていただく。
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